日本気水洗浄工法研究会 Japan Aerated Water Diffusion Association
我が国の公共インフラは、高度成長期に集中的に整備され、現在改修の時期に差し掛かっています。今後は老朽化する設備の割合が加速度的に増加することが見込まれます。また、少子高齢社会による労働力の不足はインフラの維持管理に対して喫緊の課題となっています。これからのインフラの維持管理手法は従来の事後保全から予防保全へとシフトし、維持管理の人的・経済的負担を軽減していく必要があります。
人々の生活や経済活動に密接に関わる上下水道管も例外ではなく、水道管の法定耐用年数は40年、下水道管は50年と設定されており、予防保全が今後さらに重要になることと考えております。
日本気水洗浄工法研究会は、環境に優しく、安全で低廉な「長距離配管気水洗浄工法」を全国に普及させ、国民のライフラインである上下水道管路施設の健全性を確保し、地域社会の繁栄に寄与することを目的とし、当工法の普及促進活動に努めてまいります。
長距離配管気水洗浄工法とは、水道管や下水道管などの長距離の内圧管を洗浄する工法です。
◎水と空気のみで洗浄するので安心・安全
洗浄に使用するのは水と空気だけです。その為、管内に薬剤や洗浄用具などが残留する恐れがなく、安心・安全に施工を終わらせることが出来ます。
◎長距離を一度に洗浄できるので住民の負担を最小限に
複数の曲がりや異形管にも対応可能で、最大1500mの長距離の管を一度に洗浄することが出来ます。また、土工事を必要としないので、即時復旧可能です。その為、断水時間を短くすることが出来るため、住民の負担を少なくすることが出来ます。
これらの特徴を生かし、皆様のインフラのメンテナンスのお手伝いをさせていただいております。
令和5年11月15日
令和5年11月14日、新潟市内で技術講習会を開催しました。約30名が参加し、長距離配管気水洗浄工法の洗浄原理を学んだほか、洗浄デモを行い、洗浄手順や効果を確認しました
令和5年7月31日
令和5年6月20日、ANAクラウンプラザホテル新潟にて、令和5年度理事会及び第3回通常総会を開催しました。本年度の事業計画と併せて令和4年度事業報告について審議を行い、承認されました。
令和4年度の施工件数は14件、施工延長は約14.6㎞でした。累計施工延長は587㎞となり、施工実績は順調に推移しています。今後は、特に未施工地域における実績作りを念頭に、各会員と連携しながら事業を展開し、当工法の普及促進に努めてまいります。
令和4年9月12日
令和4年9月7日新潟県十日町市にて、十日町市役所様のご協力を頂き現地見学会を開催しました。当研究会員約40名が参加し、実際の洗浄の様子や洗浄効果を見学しました。洗浄手順、洗浄効果を確認しながら当工法についての活発な意見交換が行われ有意義な見学会になりました。
令和4年6月24日
令和4年6月21日ANAクラウンプラザホテル新潟にて、令和4年度第2回通常総会及び第1回理事会を開催しました。本年度の事業計画と併せて令和3年度事業報告について審議を行い、承認しました。
令和3年度の施工件数は15件、施工延長は約14㎞でした。累計施工延長は580㎞となり、施工実績は順調に推移しています。本年度も引き続き、各会員と連携しながら事業を展開し、当工法の普及促進に努めてまいります。
令和4年6月23日
「長距離配管気水洗浄工法」紹介動画を公開しました。当工法の魅力を余すことなくお伝えする内容となっておりますので、是非ご覧ください。
令和3年6月25日
令和3年6月22日ANAクラウンプラザホテル新潟にて、万全な感染症対策のもと、「日本気水洗浄工法研究会」を立ち上げ、令和3年度設立総会及び理事会を開催しました。今後、長距離配管気水洗浄工法を全国に普及を促進するため、各会員と連携しながら、様々な普及活動に努めてまいります。
同日、新潟大学名誉教授・新潟工科大学学長 大川秀雄様、並びに株式会社興和 水工部課長 遠藤泰一郎様を講師としてお招きし、「長距離配管気水洗浄工法について」特別講演を開催しました。